ピアノで育くむ、未来を築く力
「ピアノを習うと、どのような効果がありますか?」
よくいただくご質問のひとつです。
楽譜が読めるようになる
ピアノが弾けるようになる
音感、リズム感が養われる
ピアノを習ったら、もちろんこれらの能力が伸びます。
けれど、ピアノを習って得られるものは、それらだけではありません。
ピアノを通じて、社会を生き抜く、強い心を育くむことができます。いわゆる、非認知能力と呼ばれる力です。
非認知能力とは、テストの点数やIQといった数値で表せる「認知能力」とは違い、数値では表せないけれど、これからの時代を生きるために、幸せな人生を切り拓くためにとても大切な能力です。
milleピアノ教室では、ピアノを長く継続していただくことで、音楽基礎能力と演奏テクニックを身につけながら、「音楽・ピアノが好き」という気持ちとともに、6つの力を育くむことも大切にしています。
ホームページ内の「教室の特長」にて、「ピアノで育くむ未来を築く力」として載せている内容を、こちらのブログでは、もう少し詳しくお話していきます。
①努力を積み重ねる大切さを知る
ピアノは一朝一夕で弾けるようにはなりません。日々の練習の積み重ねが、やがて大きく実ります。
こどもは「地道な努力を続けたことで出来るようになった」という成功体験がまだ少ないので、目に見えない小さな努力を積み重ねることが、おとなよりも難しいです。
ピアノを続けることで、「こつこつと練習を積み重ねて弾けるようになった」という成功体験をたくさん味わい、努力を積み重ねる大切さを身をもって知っていきます。
目標に向かって地道に取り組む姿勢は、学習習慣にも繋がります。
②集中力が磨かれる
楽譜は縦軸で音の高低(音程)、横軸で時間経過(リズム)を表しています。
さらに、楽譜には発想記号(音の強弱や速度、奏法、音楽用語)が書かれています。そのうえ、足(ペダル)も使います。それを瞬時に読み取って両手(+足)で演奏する時、頭の中では同時にいくつもの情報処理が行われています(視覚情報を運動情報に変換)。
情報処理に時間がかかったり、判断を間違えるとミスに繋がるため、集中力がかなり鍛えられます。
また、弾きながら、目では弾いている場所の少し先を読譜しているので短期記憶力も高まり、発表会など人前での演奏は暗譜をするので長期記憶力も育ちます。
楽譜を見て鍵盤を見ずに演奏することで、空間認識能力の向上にも繋がります。
③自己効力感が高まる
自己効力感とは、「自分ならできる」「上手くいく」と目標を達成するための能力を自らが持っていると認識している、自分の能力に自信を持っている、ということです。
積み重ねた努力による成功体験が自らの能力を信じる力となり、次のチャレンジにも積極的になれます。仮に、チャレンジに失敗したとしてもすぐに立ち直り、モチベーションを保ち続けることができます。
「弾けなかった曲が地道な努力の結果、弾けるようになった」という成功体験を繰り返すことで、「自分の能力なら乗り越えられる」と自己効力感が高められます。
特にこどものうちに自己効力感を高めることで、その後の人格形成や学力の向上にも良い影響を与えると言われています。
④本番力が養われる
一発勝負の本番で、どれだけ自分の力を発揮できるか。人生のここぞという大事な局面で役立つ力です。
ステージで演奏するのは緊張します。自分がどのくらい緊張するのか、緊張した状態ではどうなるのか。どういう行動をすれば、緊張状態の自分は力を発揮できるか。緊張する自分への対処の仕方をだんだんと覚えていきます。
また、「間違えた」「暗譜を忘れた」「ドレスの中で靴が脱げてしまった!」等、ステージ上でのアクシデントをどう乗り切るか、一瞬の判断力も鍛えられます。
経験を積んでいくことで度胸がつき、本番力が養われます。
そして、大事な本番へ向けてどのように準備すれば良いのかという計画力も身につきます。
⑤自己表現力が高まる
ピアノの演奏は、感情を音に乗せて表現することで聴く人の心を動かす力があります。
音やリズムの正確さが全てではありません。
曲の背景を想像し、腕の力や指先で自分の感情を表現することができます。
感情を音に変えることで自分の内面を表現することを自然に学んでいき、表現力の幅が広がっていきます。表現力が高められると、自分の意思を誤解なく相手に伝えられるようになり、コミュニケーション能力も上がります。それと同時に感受性も磨かれます。
⑥問題解決能力が身につく
ピアノを練習していく過程で、「上手く弾けない」と誰もが壁にぶつかります。
「思うように指が動かない」
「リズムが取れない」
「音を外す」
「覚えられない」
…さまざまな問題があらわれます。その時、問題の原因はどこにあるのかを冷静に分析し、どうすれば解決するかを自ら考え、工夫しながら練習していくことで、問題解決能力が身についていきます。
レッスンでも、「この16分音符がすべってしまうから、この部分だけ10回弾いてみよう」⇒上手くいかなければ「今度はゆっくり弾いてみよう」等、色々試すことで、様々な練習方法があることを伝えていきます。そうすることで、生徒さんの練習方法の引き出しが増え、ひとりでの練習でも試行錯誤できるようになっていきます。
問題解決能力を伸ばすことで、主体的に物事を考え、学習意欲を高め、自己肯定感を育むことができます。
他にも、忍耐力、知的好奇心など、ピアノを継続することで身につく力、得られる能力はたくさんあります。
長く続けるだけ、得られるものは多く、それらはかけがえのないものとなります。
ピアノは習っていくうえで、上手く弾けたら次の課題へ、また上手く弾けたら次の課題…と次から次へと課題が目の前に現れます。
それを「つらい」「大変」なのではなく、「楽しそう!」「やってみたい!」と思ってもらえるように、milleピアノ教室では、生徒さんひとりひとりに合わせた魅力的な課題を、それぞれのペースに合ったステップでチャレンジし、努力や上達をサポートしていきます。
今週も楽しく笑顔で、レッスンしましょう♪
milleピアノ教室では、体験レッスンを受け付けています。
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レパートリーを持とう!
これは、レパートリーがいつか来る(かもしれない)スランプからあなたを救う⁉というお話です。
milleピアノ教室では、こどもからおとなまで、いつでも弾けるレパートリー曲を1~2曲持ちましょう、とレッスンしています。
これには、大きく2つの理由があります。
ピアノを習っていると、
「ピアノ習ってるの?なにか弾いてよー」
と言われたことはありませんか?
ピアノがある場所に行くと、お友だちや親戚、知り合いに「弾いて!」と言われるのは、ピアノを習っている人あるあるですよね。
そんな時、たまたまタイミングよく弾ける曲があればいいのですが、
「譜読みを始めたばかりの曲しかない…」
「人に聴かせるほど上達している曲がない…」
「暗譜で弾ける曲がない…」
なんて状況の場合。
「いま弾ける曲がないんだよね」と断るしかなくて、なんだか悔しい…せっかく習っているのに…
そんな残念な気持ちになることがないように、いつでもサラッとかっこよく弾けるように、というのがひとつめの理由です。
もうひとつの理由。
ピアノを習っていると壁にぶつかる時があります。
レベルが上がって曲が難しくなると、弾けるようになるまでに時間もかかりますし、必要な練習量も増えます。
部分練習を頑張ってもなかなか弾けない!なんてイライラしたり、ピアノが嫌になったりすることもあるでしょう。
そんな時に、自分が思う通りに素敵な演奏ができる曲があったら…
思うように弾けない練習中の曲しかないよりも、いつでも上手く弾けるレパートリーがあった方が、気分転換にもなりますし、自信もつきますよね♪
息抜きにレパートリー曲を弾いて、改めて練習中の曲に戻るとリフレッシュ効果でまた集中して取り組めます。
ピアノを習ううえで、思うようにいかないことは悲しいかな、訪れます。
その時に、なるべく前向きに、ピアノが好きという気持ちを忘れずに前進するために、レパートリーを持っておくというのはとても有効です。
仕上げるのに数カ月かかったのに、弾かないでいると忘れるのはあっという間です。
レパートリーを持ち続けるには、普段からその曲を弾くことが大切です。
例えば、弾けるようになった曲が3曲あったら、日々のお家での練習の中でローテーションで弾きましょう。短い曲なら全曲弾けますし、長ければ日替わりで1曲ずつでも良いと思います。
部分的に忘れかけたとしても、弾くと思い出しますし、それを繰り返すことで記憶が定着して忘れにくくなります。
milleピアノ教室では、レッスンでもレパートリー曲を弾いてもらっています。
レッスンのはじめに、1曲(曲の長さによっては2~3曲)レパートリーを弾いてもらってから、練習中の曲に取り掛かります。
せっかく努力して弾けるようになった曲。弾けるようになったら終わり、ではなく長期間演奏しましょう♪
レパートリーがあることで自信に繋がったり、気分転換になったり…
レパートリーは、ピアノを頑張っている人を助けてくれる心強い存在です!
レパートリーがいつか来る(かもしれない)スランプからあなたを救う⁉というお話でした。
milleピアノ教室では、体験レッスンを受け付けています。
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